2009年11月16日

撤退リスク1増大?

メルセデス-ベンツ、ブラウンGP買収を発表(F1通信さん)

1995年以来マクラーレンと長年のパートナーだったメルセデスが遂にマクラーレンと袂を分かち、ブラウンGPの買収を発表。

来期より、ブラウンGPを買収したチームの運営をメインに、それ以外のチームにもエンジンを供給していく体制をとる模様。メーカー系チームが1つ増えたことによって、撤退リスクがまた1つ増えた。

メルセデス、ブラウンGP買収を発表 マクラーレンへのエンジン供給は継続(F1Live.com)に詳報が出てた。コレによるとチーム名はメルセデスGPとなる模様。「ブラウンGP」の名前はたった1年で、そして1回のチャンピオンを記録して消えてしまうのだろうか?
‥‥今年鈴鹿で買ったブラウンGPのキャップだが、来年は存在しないチームのグッズになってしまうのね。

■ブラウンGPはどうなるか?
メルセデスの株式取得割合は75.1%。24.9%キープする元のチームを残しつつの買収なので、すでにF1最高の頭脳であることを周囲に知らしめているロス・ブラウンはチーム代表・監督として残留‥‥株式を持って無くとも、その人的魅力・能力の高さからブラウンをチームのメインに据えないという無能作戦をとるわけはないだろう。
それ以外の分野も‥‥自分が生き残ることにかけては才能を発揮するフライも含めて、現状の運営チームはケイゾクする。

メルセデスが「一から新しいチームを立ち上げる」ならばメルセデスは彼を真っ先に切って、主要ポジションをメルセデスからの出向者で占るはずだが、そうはならなかった。そうなるんだったら、買収自体が成立しないと思うが。


■マクラーレンはどうなるか?
すでにスーパーカー分野では袂を分かち、離婚間近と言われていた両者だが、当面(2015年まで)、マクラーレンはメルセデスエンジンの供給を受ける模様。
ただし、これは表面的なモノでは無かろうか?
オールインワンコンストラクターを目指すマクラーレン(つーかロン)としては、オリジナルブランドエンジン使用の目途がつけば、契約終了を待たずしてそちらに移行することは容易に想像がつく。

来期のカラーリングだが‥‥メルセデスが40%保持するマクラーレンの株式買い戻しが終了する2011シーズンまでは銀赤カラーリング維持らしい(2015年までとあるが、スポンサーでない銀を付ける意味は無い。赤はvodafone次第だと思うが)。とりあえずハミはマクラーレンを出る口実が一つできたな。

‥‥それにしても、HONDA。
丸1シーズンと多額の資金を投じたテクノロジーを丸ごと持って行かれて‥‥。
「鳶に油揚げをさらわれる」とはまさにこのこと。
あまりに間抜けすぎる。


■ドライバーは一体どうなるの?
ドイツ人であるニック・ハイドフェルドの周辺が俄然盛り上がっている。

かつてメルセデス3羽ガラス(一人は隣国オーストリア人だが)と呼ばれた、自らが発掘した才能のうちの一人が、よりによってイタリアチームの英雄としてF1の全ての記録を赤く塗りつぶしてしまったのだから、自国人にこだわりたいのは無理もない話だ。

‥‥デビューシーズン、カーナンバー1も魅力的だと思うが、前のチームが取ったモノだしなぁ‥‥となると、チャンピオン・バトンがチームを追われることになってしまうが、マクラーレンでハミとのイギリス連合をってことになる‥‥玉突き式にキミの居場所が‥‥ドライバーにとって、高額の契約よりも勝てるマシンを持つチームとの契約が何より大事だと思うのだが、より短期間でより高額の利益を上げたいエージェントたちにとっては不確実なドライバーの将来などは価値がないみたいだ。

価値のあるドライバーがふさわしいチームで走ってこそのF1だと思うのだが。

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