2009年7月13日

破:その1 アスカの再生と‥‥(本格的にネタバレあり)

CAUTION!!このエントリはネタバレありですCAUTION!!このエントリはネタバレありです

あ~、TV版の弐号機、スリムでかっちょええなぁ~(第八話「アスカ、来日」)。

週末になったので、ちょっと長めに書いてみる‥‥とか何とか言いつつ書き始めたのが金曜夜で、今は月曜夜‥‥あうう。

『アスカ派』(魂狩られキャラ第1弾として描いたぐらいだし)の自分は、アスカの登場をホントに長いこと待ちわびていた。

『序』はヱヴァのストーリー上出てこないことが判っていたので、そういうモノと割り切ってみていたが、今回は彼女にどんなシナリオが用意されているのか?活躍をする場は与えられるのか?はたまた新キャラに埋もれてしまうのか?

そんな中、慣れ親しんだ「惣流」から何故か「式波」と名前が変わり、「もしかして声も?」等、不安要素はたくさんあったが、宮村・アスカは無事守られるとわかり、ホッとして迎えた、劇場公開。

12年前、あの忌まわしい「キモチワルイ」で閉じてしまった彼女の時間が、どのように再び動き出すのか?


‥‥以下は「アスカ中心」に見た『新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破』のあらすじと、自分の気持ちの移り変わりで思いっきりネタバレなので、ご注意を。

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サプライズだったいきなりのマリ登場と大立ち回り。
続く、シンジとゲンドウの共同墓地でのシーン。
その帰途での第7使徒襲来。

そして、遂に再登場したヱヴァ弐号機とその搭乗者。
真っ赤な機体から繰り出される跳び蹴りと彼女の怒鳴り声に、思わず目頭が熱くなってしまった。

「アア、アスカ、オカエリナサイ。」

残念ながらシンジと一緒に弐号機で戦うシーンはなくなっていたが、それでも、アスカの時間は再び動き始めた。

唯我独尊ッぷりはそのままに、20世紀版エヴァと比較して、今作のアスカはよりオシャレにかわいくディテールアップ。レイが「制服かプラグスーツのみ」なだけにより際立つ。
TV版であれば、『アスカ、来日』から『瞬間、心重ねて』『マグマダイバー』と三話にわたってアスカメインの話で、その後も『静止した闇の中で』、『奇跡の価値は』とシンジ・レイ・アスカと共闘シーンが続くのだが、アスカの立ち位置を考えると、時間が限られている劇場版では彼女のことにそんなに時間を取ることも出来ないだろう。

新作の浄水場パートと『奇跡の価値は』のリメイクパートで等を経て、「レイに対抗してシンジにて料理を作ろうとした」り、「不器用ながらもレイと正面から対話して彼女の気持ちを聞き出した」り、TV版と違い+の方向に変わっていくアスカが描かれていったワケだが、何となく見ていて違和感を感じていた。

「何かある」

‥‥悪い予感とは当たるモノだ。

4号機とUS NERVの消滅、3号機のNERV本部への移譲、そしてその起動試験。
新劇場版でトウジに変わって生け贄となるのは、そう、アスカだった。
ココまで脇役だったトウジを唐突に話の中心に突っ込んで悲劇に絡ませる必要はないので、アスカが選ばれるのはある意味正しいのかも知れない。

ただ、「何でよりによってアスカなの?」と思っていた。

TV版でトウジは足を失い(本来殺す予定だったが、テレ東にNGを出された)、そして、コミック版では命を落とした。テレ東に気を遣う必要がない今作では当然殺される運命‥‥。

不自然なほどに素直にミサトに対して感謝の言葉を述べるアスカ。
「やっぱりそうなんだ」

‥‥あぁ、アスカは過去のモノとして、処理されるためだけに出てきたんだ‥‥。

TV版よりさらに忌まわしく変形するエヴァ3号機。そこに捕らわれたアスカの姿が映ることはなかったが、かつてと同じように初号機を絞め殺そうとするモノの、逆にダミープラグに制御を移した初号機に虐殺される。

首を折られ、手をちぎられ、頭をつぶされ、胸の装甲を剥がれ
‥‥ぼろぼろにつぶされていく。
劇場内の空気が凍り付くのが感じられた。
中にいたみんなが息をのみ、その惨状をただただ見つめた。
林原めぐみが薄ら寒い声で唱う『今日の日はさようなら』を聴きながら。

そして、初号機はアスカが入ったエントリープラグを噛み砕く‥‥。
ぐしゃり。

「なんでなんでなんでなんで?」
「ココまでやるんだ」

頭の中が混乱してしまったので、その直後、エントリープラグの中のアスカが生きていて(?)使徒に浸食されてしまった人間のサンプルとして保存されることになった下りはおぼろげにしか覚えていないが、とりあえず、死んだと言うことではないみたいだったが‥‥次にどんな姿で出てて来るんだ?半分使徒と融合したサンプル体として試験管に入って‥‥ダメだ。ろくな絵が思い浮かばない‥‥。

そんな中、物語は一気に進んでいく。
アスカを処分したことで、シンジはヱヴァを降り、『最強の使徒』に立ち向かうのはアスカではなく、マリが操る弐号機。弐号機のリミッター解除という荒技を使っても、使徒には歯が立たず、ぐちゃぐちゃに壊される弐号機。
「乗るヱヴァが無くなっては、アスカがもし復活しても出番は無いなぁ」
‥‥という風に思っていたら、今度はレイが使徒に取り込まれた。
そして、それを救うために死力を尽くすシンジ。
TV版や旧劇場版では見られなかった、積極的な姿勢。
そして、結ばれるレイとシンジ‥‥「死んではいないけど、アスカはもう終わりなんだ」と思いつつそのシーンを見ていたら、いきなり謎のヤリが初号機を貫いた。

驚きの展開が立て続けに起こり混乱した空気の中、『破』は終わりを迎えた。

スタッフロール後、エピローグでのカヲルの「今度こそはキミを‥‥」と言う問題のセリフの後、びっくりするようなキャラが!!
次回予告の最後に出てきた、眼帯―じゃなくてアイパッチと書いた方がイイ?―の自信満々な表情をした少女、「アスカだ!!」

‥‥コレはいったい?

『Air』でアスカは左目にロンギヌスの槍を受け、ぼたぼたと血を流し、『まごころを、君に』のラストシーンではその目に包帯を巻いていたが‥‥。

カヲルの問題のセリフ、アイパッチのアスカ、そして、すっかり忘れていたが、『序』での様々なシーン―真っ赤な海、血のにじんだ月、建物をなぎ倒す巨大な人型‥‥そう、この世界では『エヴァ』のお話は一度起こったことで、今度の『ヱヴァ』はやはりその「やり直し」と言うことなのだろうか?

‥‥とにかく、アイパッチアスカのにやりと笑った表情が忘れられない。
次回の『Q』を見るまで死ねないぞ!!
‥‥そのまえに、記憶が曖昧な部分もあるから、もう一回見に行ってこよう。

ところで、サントラのライナーで鷺巣先生が解説しているのを見るまで気づかなかったが、アスカの登場シーンなどに『カレカノ』楽曲がたくさん使われていてびっくり!!
聞く前にライナー読んだけど、先にサントラを聴けば気づけたと思う。あのジングルは印象深いし、それ以外の曲もやっぱり懐かしい。監督からのリクエストだったというのが、おもしろいなぁ~。庵野作品には鷺巣ミュージックが欠かせない。

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