2008年11月 3日

F1'08 Rd.18 ブラジルGP 決勝■最後に旗を振るのはどちらの親父?

泣いても笑っても2008年ファイナルバトル。
シーズン当初の状況から考えると、予想外の最終戦。

マッサvsハミルトン。
両者ともに取りこぼしが多く、得点的には低レベルな戦いではあるが、ココまできたら四の五の言っても始まらない。

このレースではチャンピオンの家族がチェッカーを振るらしいが、もし、最終ラップまでハミルトンが5位以内を走りつつもマッサが勝ってチェッカーを受けた後に、ハミルトンが何らかのトラブルでゴールにたどり着けずにタイトルを失うことになったらどうなるんだろう?

!!‥‥って、雨!!大粒の雨だ!!!!
しゃべり始めたとたん雨になった今宮さん、雨男?

その影響でスタートは10分のディレイなのだが、雷鳴、そして泡立つ路面。
‥‥これで走れるのだろうか?
‥‥って、アレ?もうおさまったぞ。
瞬間的な豪雨だった。

でも、路面はウエット。
FIA文字情報[これから30分間は雨は降らない]らしいぞ。
全く人騒がせな天候だ。ブラジルらしいといえばそうだが。

さてさて、この雨がファイナルにどんな影響をもたらすのか?
マーシャルカーがコースを1周。
メインストレート近くがヘビーウエットで、距離的に離れていくと路面はほとんど濡れていないという異様に難しい状態。

各車、リスクをとらずにウエットタイヤか?
下位チームはギャンブルを打ってくるのか?
ハミルトンにとってはそんな予想外の展開が怖い。

10分が経過して、フォーメーションラップ!!
勝つしかないマッサと5位以内に入ればいいハミルトン。
状況としてはシンプルだ。
クビサはフォーメーションで行けると思ったか?
スタート前にピットに入りタイヤチェンジ。不確定要素が一つ生まれた。

水煙の中、各車、無事に1周を終え、2008年最終戦、ブラジルGPスタート!!!

上位陣は‥‥問題無く通過‥‥。

あ~~~~っ、一貴とクルサード、クラッシュ!!
最後の戦いだったD.C.はこれで終わってしまった。
ホワイト・ブルは1周も走れず。残念。
静かなエンディングを迎えられるように願っていたのだが。

そして、S.C.in。
最初にピットに入ったクビサ、ひょとして大ギャンブル成功なのか?

スタートのリプレイが出た。D.C.のクラッシュはニコのミス。
そして、体勢を乱したD.C.が一貴に当たった。
‥‥一貴は富士に続いて、D.C.の事故をもらう形になってしまった。むう。
地元レースのピケも0周リタイヤ。
ここでフィジケラもギャンブルを打ち、ピットへ!!

3周でS.C.in。意外と短かった。

5周目のリスタート!!
オーダーの変化は特に無し。
コバとアロンソの小競り合いがあったが、これも結局元鞘。


マッサは独力で後続との差を開け始める。
ニコin、ドライへ変更。

下位各チームが続々と2台目のマシンをピットへ入れていく。
2ndセクタはほぼドライ。怖いのがエス・ド・セナ。
アロンソとベッテルもin‥‥あれ?ライコネン、またも割を食ってしまいそうなヨカーン。

ホンダ、ピットで消化器パニック中~。
辺り一面真っ白。ださ~~~~~、何やってんの?

マッサ、in!!
マクラーレンはコバからin!!

1周多くウエットで走ることが何を意味するか?
トゥルーリ、ライコネン、ハミルトンがまとめてピットへ!!

さぁ、どんな隊列で戻るか?
ハミルトン7番手へドロップダウン!!
フィジケラのギャンブルは大成功!?6番手に躍進!!

ドライに変えたはイイが、各車エス・ド・セナで大苦戦。

一貴も1回転、トゥルーリがハーフスピン!!他にもよろめく車多数。
トゥルーリ転落で、マッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、フィジケラ、ハミルトンの順。
ライコネンじゃなくてアロンソが5位、ハミルトン6位とかになったら、バトルが見物だなぁ。

フィジケラに押さえ込まれるハミルトン、イライラしてるかなぁ?イライラ。くすくす。

その間にもマッサ、ファステストを出しながら差を広げていく。

18周目でハミルトン、ようやくフィジケラをかわす。

マッサ、ベッテル、アロンソが好タイムでとばす中、ライコネンは亀運転。
ベッテル、マッサを追い込む!!
ベッテルがんばれ!!

ココで自分の立場を表明しておく。
本心では「どちらにもチャンピオンを獲って欲しくない」のだが、それが叶わない現状は抗いようもなく‥‥ライコネンファンとしては「マッサよりハミルトン」。
チームメイトにチャンピオンを獲られるのは、やっぱり最悪だ。

さて、レースに戻ると、「マクラーレンのもう一台」コバは現在9位。役に立ちませんねぇ。

コレでわずかながらに可能性のあったマクラーレンのコンストラクターは、ほぼ無くなった。
まぁ、マクラーレンは前戦から「ハミルトンのドライバーズタイトル最優先」を明言しているから問題ないんだろうけど。

ベッテル、in!!やっぱり、軽かったか。
これでアロンソが2番手に上がり、ライコネン、ハミルトンと続く。

ハミルトンがタイヤロック!!ちょっとフラットスポットができているぞ。
それでも、ファステストラップを出しながら周回を進めていく。

‥‥昨日から気になっていたのだが、放送を見ていると、今宮さん、川井ちゃんのブラジル組が時々予言のような実況をする。ブラジルから飛んでくる映像より音声の方が微妙に早いのがよくわかる。さすが地球の裏側だ。

レースもようやく半分が経過。え?まだ半分?
コンディションが落ち着いてきてしまえば、さすがのアロンソもフェラーリには付いていくことができず、どんどん差をつけられていく。

チャンピオン争いのキーとなるか?グロッグ、ピットへ!!
大量の燃料を積み込み、コースへ戻る。

マッサin!!
たんまり積み込んで、最後のピットとするようだ。
ハミルトンの後ろで戻った。
ベッテルはマッサの後ろ。
もう1ストップ残しているが。

マッサのピットストップでトップに立ったアロンソだが、特に策もなく次のラップでピットへ。
しっかり積んだ。

ハミルトンin。安全策だろう。
コバ、in。
ライコネン、in。
これで上位陣はひとまず最後のタイヤ交換を完了(ベッテルはもう1度あるが)。

この時点のオーダーで、1位マッサ、ハミルトン5位。
残り28周。
そして、1点差。
マクラーレンは「せめてこれぐらいは働いてね」のコバライネンがハミルトンの後ろにつけていて、ガードマン状態。ベッテル以外の車は通さないだろう。
こうなってしまっては、ブラジル人たちはマクラーレンのマシントラブルを祈るしかない。

2番手を快走していたベッテルin!!

ハミルトンより‥‥後ろだ!!
ハミルトンにとって、ベッテルとの交錯は最後の不安要素かもしれない。
抜かれそうになって、突然キレたりしてね。

さぁ、20周切った。

天候は小康状態のまま。
各車、割合安全運転モード。
これで全ては終わってしまうのか?

だが、ブラジル。
高速区間が長いため、レース後半で息絶えるマシンが多いのも事実だ。
これが何かのドラマにつながるか?

ベッテルが周回遅れのクビサを抜いてハミルトンに近寄ってきたぞ!!
なんだか、空が暗いなぁ‥‥って、あと10分で雨?マジですか?
最後まで目が離せないぞ!!
川井ちゃん「稲妻が見えた、向こうの方だけど」

「ゴゴゴ‥‥」これは雷鳴なのか?
ウチのTVの調子が悪いだけなのか?
エンジン音とは別の何かが聞こえてくる。

ハミルトンを押さえ込む作戦が不発だと言うことがわかったフェラーリチーム。
遂にライコネンにGOサイン。
ライコネンがアロンソを追い詰める。最後ぐらいイイ走りをしろ、ライコネン。

‥‥いよいよ10周をきり、残り8周。
キタ?
雨キタ?
ホンダ、一貴、ギャンブルだ!!
ハミルトンにとっては、一番いや~んなタイミングで雨!!

残りは7周。
「ゴゴゴ‥‥」やっぱり雷鳴?
フィジコもピットへ。
ハイドフェルドも。
中団以降はみんな一発狙い!!

ライコネンvsアロンソは続く。

ばらばら‥‥雨、マジでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
アメ、アメ、アメーーーーー!!(<オレは鈴木アナか?)

ベッテルvsハミルトン!!
体勢を崩して「ゴン」なんてばかばかしすぎるから、ハミルトンは避けるしかないぞ!!

ますます強くなる雨脚に、ハミルトンもベッテルも緊急ピットイン!!
マッサも次のラップでin!!上位にどんな変化が?
アロンソがトップに割り込んでたりして~。

‥‥コホン。
ピットの嵐が終わってみれば、特に大きな影響はなかったかも‥‥あはは。
マッサはトップでコースに戻ったようだ。

‥‥アレ?
コースに残ったグロッグが4位に割り込んでるぞ!!
そして、ハミルトンはチャンピオンにギリギリの5番手。真後ろにはベッテル!!
これは最後の大バトルか!?

ハミルトンの前に周回遅れの集団が!!
動くシケイン!!(特にHONDA)
レインでシケイン!!(特にHONDA)

‥‥だが、この状態ではドライの方が速く、周回遅れになっていたクビサが1ラップ前を行くハミルトンを抜こうとした刹那、ハミルトンが体勢を崩して、ベッテルがハミルトンを追い抜いた!!
この時点で、残り周回数はわずか2周だ!!

さぁ、さぁ!!どうなる?

ファイナルラップ!!
抜かれたショックか?安定感を欠くハミルトン。
どうしてもベッテルを抜けない!!
いや、それどころか差が開いていく。

‥‥ハミルトンは最後の最後でまた悲劇の主人公になってしまうのか?

ブラジルの観客はマッサの勝利を確信して大騒ぎ!!

そして、コースの反対側では、マッサ、がチェッカーを受け、優勝~~~~~~~!!
今季6勝目、そして、艱難辛苦を乗り越えて、奇跡、奇跡の逆転タイト‥‥??????

ああああああああああああああああああ!!!??
グロッグ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????
ハミルトン!!!!!!!??????アレアレアレ?

なんてこった~~~~~~~~~!!!!!!!

なんと、なんと、なんと、まさか、まさか、まさかの大急転直下
(キーボードを打つ手が空回りしてます)。

ハミルトンは最後までベッテルを抜けなかったものの、ドライステイだったグロッグがあまりの雨にペースを保てずに最終コーナーでベッテル、ハミルトンに立て続けに抜かれた。

結局、ハミルトンは「4位ベッテルの後ろ、6位グロッグの前」、
つまり「最低ラインの5位」でゴール!!
チャンピオンはハミルトン!!!!

うわぁぁぁぁ~~~~~~~~~~!!
今年も最終戦、早朝に大声で騒いでしまった。

‥‥結果的に大勘違いとなってしまった、マッサファミリー。
大喜びの真っ最中にフェラーリのクルーに肩を叩かれ、結果を伝えられて、呆然。
‥‥無情‥‥。

‥‥マッサ、泣いてるね。よく戦ったと思う。
このレースの勝者、今期最多勝として思いっきりシャンパンを浴びてくれ。
これで、全ては終わった。

コース脇で燃えるホンダ。今期のらめ~っぷりを象徴してるな。

表彰台に上がれなかった多数のマシンと同じピットロード入り口にマシンを止めて、ピットロードに向かってくる新王者・ハミルトン。
アロンソの24歳を更新する、史上最年少、23歳、2年目シーズンでの戴冠。
そして、関係者の待つパルクフェルメへ‥‥また、うっざい親父が、チームスタッフを押し分けいの一番にシャシャリ出てくると思ったが、居ない。
ハミルトン、最後は家族より先にクルーの元に駆け寄った。
良い兆候だと思いたいが‥‥。

‥‥あ、そういえば、チェッカーを振ったのは誰なんだろうね~。
このエントリの最初に「マッサゴール後、ハミルトンがトラブって‥‥」とか書いたが、「マッサがチャンピオンになる条件を満たした状態でゴールしてハミルトンがその後に必要なポイント獲得圏に入る」という逆の大どんでん返しが待っていた‥‥。

表彰台でのブラジル国歌。
わずか1点差、無情の39秒に涙するマッサ。
「次があるさ」といいたい所だが、ライコネンの復活を祈る我が身としては何ともいえない。

それでも、インタビューではあくまで敗者として新チャンピオンをたたえたマッサ。
男らしいふるまい、さわやかなスポーツマンだ。好感度アップ。


‥‥雨が分けた勝者と敗者。
最後の雨がなければ、あんなドラマも起きなかったと思うが、結果が変わらないのであれば、マッサとその家族にはかわいそうなだけの余計な雨だったのかも知れない。

終わってみれば、久々の100点未満でチャンピオンが決まったシーズン(100点未満は'03以来だが、当時は16戦シーズンだった)。
現役王者のライコネンは王者としては情けなさ過ぎるレースを繰り返し、前王者のアロンソはタイトルよりも自分のプライドを重視して勝てるチームを出た(今年マクラーレンに残って平常心で戦えば、楽勝だったかも)。
その結果、まだ2年目の若者と、No.2が堂に入ってきたと思っていた2人のチャンピオン争いになった。追突、スピン、ピットでの度重なるミス、強引なオーバーテイク、ペナルティ‥‥富士ではあまりにレベルの低い2人に呆れる声も多く聞かれた。

それでも、不確定要素も含めて、最後の最後、ホントに最終戦のファイナルラップの最終コーナーまで楽しめたシーズンだった。


‥‥来年はどうなるだろう?

フェラーリは「チームMS」時代の安定感を急速に失いつつある。
マクラーレン+ハミルトンは落ち着いた戦いをするだろうか?
序盤と後半、好・不調の波が大きすぎたBMW。
ルノーはシーズン後半巻き返しに成功。
一歩ずつ前進しているTOYOTA。
カスタマーカールール下、親チームを食ってしまったトロ・ロッソ。
ルノーエンジンの選択は明らかに失敗だったレッド・ブル。
ウイリアムズは序盤の好調を維持できず、さらにスポンサーに不安を抱える。
かつての栄光は何処に?恥ずかしい成績しか収められなかったHONDA。
従来繰り返してきた主張を放り投げ、カスタマーカー化を目指す、フォースインディア。

‥‥レギュレーションは大きく変わる、パワーバランスの大シャッフルはあるのか?
HONDAは今シーズンを捨て、来期マシン用に今年のテスト周回を大量に残している。
リーマンショックに端を発する国際的金融市場の影響は各チームに影響を与えそうだ。

アロンソは?
ブルーノ・セナは?
‥‥そして、佐藤琢磨は?

あまり余韻に浸りたくないこの結果だが、シーズンが終わっても、来シーズンに向けての動勢にはまだまだ目が離せそうにない。

2009シーズンよ、早く来い!!

マッサ優勝も劇的展開でハミルトンがチャンピオンに■FMotorsports F1
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