2008年2月25日

苦渋の合併?I+C

1996年以来、袂を分かっていた、アメリカのオープンホイールレース、IRL(Indy Racing League)とCCWS(CHAMP CAR WORLD SERIES)が遂に合併。実際はIRLがCCWSを併呑する形だ。

90年代初頭のCART(Championship Auto Racing Teams)はヨーロッパからF1引退組、米大陸からはベテラン+若手が出てきて、活気のあるチャンピオンシップだった。
93年は前年F1で念願のチャンピオンを獲得して引退(一時)したマンセルがルーキーでCART王者になったり、2度のF1王者で大ベテランのエマーソンフィッティパルディが健在だったり、セナがペンスキーのテストをしてみたり‥‥F1チャンピオン達の交流もあったし、ジャック・ヴィルヌーヴ、ファン・パブロ・モントーヤの出現など、CART発の実力者も出てきていた。
だが、2001年シーズン末のエンジン規定によるゴタゴタ、ホンダ、TOYOTA離脱、出場台数の減少に有力チームの離脱の結果、CART破産‥‥その後、現運営者に移行して、CCWSと名称も新たに再スタートを切ったが、結局IRLに吸収合併されることになってしまった。

対するIRLはCARTからINDY500を擁するオーバルコースでのレースによるチャンピオンシップとして1996年に独立(その後、ロードコースも追加)。2003年以降、TOYOTA、ホンダの参戦、名門レースチームのIRL移籍でドライバーのメジャー化も進み、CARTとは一線を画するようになっていった‥‥。

だが、派手なレースを好むアメリカ人、一発の接触で全てが無に帰する可能性のある繊細なオープンホイールではなく、ガシガシ当たっても大丈夫なエンタテインメント性抜群のハコ車でのレースがお好きなようで、デイトナを擁するNASCARに人気面では離されっぱなし。今では、F1引退組もIRLではなくNASCARを次のキャリアに考えるようになった。

結局、自らの分裂でファン離れを招き、弱者同士手を結ぶという状態になってしまった、両シリーズだが、起死回生はあるのか?
‥‥個人的には難しいと思うけど。

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