2007年10月 3日

F1 2007 Rd.15日本GP■DARK SIDE

昨日は良かった面を中心に書いてみたけれど、やっぱり触れなきゃならない暗黒面。

TOYOTA GPのダメダメだったところはこんな感じ。


■国歌斉唱時に何故かエンジン音
河村隆一が歌う国歌‥‥でも、何故かエンジン音が聞こえていた。
で、その犯人って‥‥なんと、ホストチームのハズのTOYOTA。

観客の誰かが自らのポリシーを貫いて、国歌・国旗に対して敬意を示さない事に関してはどうでも良いと思う。
だが、開催国の国歌が流れているとき、起立・脱帽してこんな情けないグランプリを開催しているホスト国に敬意を示してくれている海外からのお客さんに対して、失礼では無かろうか?


■静まりかえったスタンド
スタート前、サーキット場内放送で各観客席を競わせ、さながら応援合戦のように盛り上げていた鈴鹿。
最終コーナー・ホンダ応援席とかF1・琢磨席が異常に元気良くて、B・TOYOTA席は独自の盛り上がり方をしているとか、席ごとに色が違って楽しかった。ウェーブが広いサーキットを1周してみたり、レース前に気分を高揚させてくれていた。

それと比較すると、何もなく淡々と進行する場内放送。
そして、応援合戦もウェーブもないまま、レーススタート‥‥。
ホントに客席の一体感とかそういったモノが感じられない、寂しいスタンドだった‥‥くっ。

実際は、すでに寒さでガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル状態だったので、観客席をいじったとしても盛り上がったかどうかは判らないが。


■フラッグも何もないけど、あの旗だけは‥‥
事前に富士F1に反対する横断幕をスタンドに掲示するという情報が入ったためか、そういうところの対処だけは素早いTOYOTAは、「他の観客の迷惑になる」ため横断幕、フラッグ類の掲示を禁止した‥‥なるほど、どおりでサーキット内ががらんとした感じだったワケだ(一部の琢磨フラッグなど、交渉して掲示していた模様)。

ところが、どっこい!
TOYOTA応援席では巨大TOYOTA応援フラッグ(毎年やっている観客席を埋め尽くすアレね)がデカデカと出現したとのこと‥‥そりゃねぇんじゃね?

オフィシャルサイトのレポートではそのフラッグについて自慢げにアレコレ情報を載せていたが、一般人に突っ込まれて、サイト内のスペシャルコンテンツコーナーごと削除。
‥‥???


■モニター小さい~
07fuji_ds_007.jpg指定席の向かいにおかれた移動式ビジョン。

ちっさ~~~。
隣に座っている人のサイズと比較すると、その小ささがより際だつ。

しかも金網が太くて、視認性も悪い。
ちなみにコレが去年、鈴鹿1コーナーに設置されたビジョン(映っているのはコースアウトして座り込むサコンヌ)‥‥撮影サイズがちがうが、ヒトのサイズを合わせて比較すると‥‥。

07fuji_ds_w_001.jpg
ほら、この通り。
富士の方が、ヒトのサイズ大きいかなぁ‥‥。


■指定席より良い自由席
07fuji_ds_001.jpgこの写真の金網の向こう側、えらくコースに近くございませんか?

指定席から眺めるより圧倒的に車に近く大迫力。
椅子はないし下はぬかるみだから天気の悪かった2、3日目は大変だったろうけれど、一部の指定席よりは全然良いと思う。
07fuji_ds_w_000.jpg
次の指定席vs自由席はコカコーラコーナー付近。

‥‥コーナーの奥底、広いランオフエリアの果てに申し訳なさそうに設置されているE席。
それに引き替え、1コーナーの脱出~コカコーラコーナー~100Rを見渡せるパノラマ状態の自由席‥‥。

「コカ・コーラコーナー」と呼ばれる80Rだ。ここは遮るものがなく、第1コーナーから立ち上がってきたマシンが、80Rを通過し、100R進入までもっとも長い距離を観戦できるポイントだ。また、観戦場所の傾斜がうまくコースを向いているため、混雑していても視界は確保できるだろう。すぐ脇には指定席のE席もあるが、E席よりもコースに近く、むしろ自由席のほうが楽しめそうだ。(自由席で見る! - 富士スピードウェイF1観戦ガイド■マイコミジャーナル)

‥‥富士を知っているヒトが勝つ?
いや、富士を知らない多くの客が集まるF1でそんな状況は良くないだろう?

それ以外にもメインスタンド脇の滞留禁止エリア(みんなが坂を上ってくるところ)に何故かシートが敷かれていたり、立ち入り禁止区域である崖にたくさんヒトがとりついていたり‥‥77年?な状況が多数見られた。


■C仮設席の傾斜はやっぱり
07fuji_ds_004.jpg初日、サーキット入り直後に、相方が「仮設席の傾斜浅くない?」って言っていた(写真に写っている観客席の上半分が仮設席、下半分は常設席)。

自分は「あの角度でもコースが見えるんだったら、スカートの女の子も困らなくていいにゃ~」とか、意味のないことを考えていたが‥‥やっぱり見えてなかったのか。いや、「スカートの中が」では無いよ。

迎えた3日目、指定席エリアに入る際に配られていた「返金」のチラシ。
良く読んでみると、「C指定席の一部のお客様からコースの一部が見えない状態で‥‥返金します」

え?返金?おいおい~!!コレは最悪だよ。

しかも返金額は「コレでは自由席と変わらない」という、FSW側の勝手な解釈でチケット価格6万1千円から、自由席の価格1万1千円を引いた、5万円ポッキリ。え?
「コースが見えなくて、その席がイヤだったら、自由席で見レ?」
自由席で見る覚悟&装備をしていないヒトに対して、それは無いんじゃないの?
チケット代全額+交通費・宿泊費を返金しても足りないと思うぞ。

俺たちが座っている席のすぐそばでそんな事件が起きていたなんて‥‥。


■飯がまずい、高い、食う場所がない
‥‥常設の遊園地が併設されている鈴鹿とくらべるのはちょっと不公平かも知れないが、敢えて書こう。
まず、雨風を凌ぎつつ、椅子に座ってテーブルに物を置いて食事できるスペースが無い。

まぁ、鈴鹿でも昼飯時は身動きが取れなくなって、自席に近い移動売り場で、たこ焼きやら牛串やらで凌いだりしたが、富士ではF1ビレッジ(メインスタンド裏)とスピードウェイプラザ(東ゲートツアーバス駐車場付近)まで出かけないと、食べ物を売っている店すら無い。指定席裏のスペースには寂しく飲み物を売っているテントがあるだけ。
しかも寒かった2日目、3日目でも売っているのはコールドドリンクのみ‥‥何なの?それ。

サーキット入りが遅くなって、自席に直行するときにちょっと食べ物を買って‥‥なんて事も出来ない。
(ちなみに西飲食・物販ブースは遠すぎるので、無関係。)

それから、そこで売っている食べ物について。
高い、まずい、ありきたり。
10000円の弁当は語るに及ばずで酷すぎるが、それ以外も軒並み高値。
しかも美味くないし、メニューも通り一辺倒でどれにしようか迷う価値もない。
鈴鹿では「今日はコレ食べたので明日はコレにしたいなぁ‥‥」と思えたが、3日目にはどうでも良くなっていた。

‥‥美味しかったのはLIGHT SIDEで書いた玉こんにゃくぐらい。それも、高速のSAでは100円で売られているモノが、富士では2倍の200円。

朝早めにサーキット入りして、レストランで優雅にモーニングを食べて、レース観戦に望んだ鈴鹿に帰りたい。


■地下通路が閉鎖されていた‥‥
事前に新装FSWについて情報を掲載してくれていたサイトを参考にサーキット内歩道を歩いて、メインスタンド裏に出ようと思ったら‥‥関係者以外通行禁止だった‥‥orz‥‥。
悔しかったので、そのままコースの外を1周して最終コーナー側からメインスタンド裏まで歩いてしまった‥‥良い運動?めちゃくちゃきつかったわい!

コースガイド(PDF)を見ないで突き進んだ俺が悪いと言えばそうなのだが、ツアーバス駐車場・BP7のヒトがメインスタンド裏まで行く場合、とんでもない距離を歩かされることになる。

そこまでして、金を払って見に来ている観客の経路をつぶしてしまうことも無かろうに。


■触れずには居られないシャトルバスの大混雑
直接巻き込まれなかった事だが(というか、ツアーバスを優先するあまり、シャトルバスに悪い影響が出ていたとのこと。スミマセン‥‥)、シャトルバスのあまりに酷い大渋滞。

‥‥バスはたくさん止まっているのに、ヒトが乗れない状況?
発進できなくても、バスに乗せてあげれば、寒い中外で立ちつくして体調を壊してしまうこともなかったろうに‥‥。
決勝日、何度も救急車のサイレンが聞こえたが、予選日にあんな目に遭えば、レースの前に体調を壊してしまってもおかしくない。

バスの中でお漏らししたお子さんが居るとも聞いた。

20年前、1987年の鈴鹿。レースに感動した佐藤琢磨はその後F1ドライバーになったが、今年、2007年のF1で、そんな悲惨な目に遭ってしまった子はレースに対して、どんな気持ちを抱くのだろう?
トラウマにしかならないのではないか?


■波瀾万丈の自由を取るか?作られた安寧を取るか?
富士F1が開催される事になり、チケット&ライドシステムによる入場方法が発表された際、憤りを感じた。
サーキットへの移動方法を全て運営側に仕切られてしまうことに対する憤りだったのだが、同時に自由移動に対する警戒心も高まった。

勇気を持って自由を取るか‥‥?
安全策でFSW&TOYOTA側の軍門に下るか‥‥?
で、同行者と相談して、「今回は初めてだから安全策で行こう」と後者を選択した。

‥‥2日目、陥没騒ぎにも巻き込まれず、3日目、雨中の待ち時間はある程度までバスで雨宿り‥‥。
結果的に正解だった。だが、なんだか、無性に腹が立つ。


■この霧でレース強行って、あり得ない。強引な開催
ホントにこんな真っ白の中でレースをやるなんて、ちょっとどうかしている。
大雨のため、電気系トラブルで止まったマシンが数台あった。

正直なところ、中止になっても仕方なかったのではないだろうか?

レッドブルのコラム■F1 Live.comにも書かれてしまっている。

このサーキットは海抜600メートル近い場所にあるので、サーキットは、終日、巨大な雲の中に隠れたままだった。午前中のセッションでは走行を全く行うことができず、午後の予選でも視界が悪かった。500メートル以上の視界がなければヘリコプターが飛ぶことはできず、ヘリコプターが飛ばなければF1カーは走行を許されないはずなのだが、このルールはどうなってしまったのだろう?近くの病院まで救急車で怪我人を運べるという決断だったのかもしれないが、幸い、それが試されることはなかった。

07fuji_ds_002.jpg右を見ても、白。
07fuji_ds_008.jpg左を見ても白。

♪まっしろ、しろ~い、しろ~い。

けが人が出なくて、ホントにヨカッタ。
もし、コレで深刻な事故が発生してしまったら(あの荒天下では今回のレースで起きた事故よりも大きな事故が起きたって、全く不思議ではない)‥‥日本GPがあったせい?
考えるだけでも、ぞっとする。

FSW会長の富田さん、社長の加藤さん、「謝罪+来年こそ」じゃなくて、来年は鈴鹿に譲って、もう1年かけて対策を練った方がよろしくございませんか?


とりあえず、思いつくままに書いてみたが、ホントに
雪歩:せ、世界の皆さん、こんな日本GPですみません...うぅ...穴掘って、埋まってますぅ~。
な、心境だ。
あぁ、恥ずかしい。

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