2007年6月11日

F1 2007 Rd.6カナダ 決勝(前編)■大荒れカナダGP

ハミルトン、初優勝なるか?
アロンソとのフロントロー対決はどうなるのか?
そして、追い込まれたフェラーリは?

その答えは、1周目で出たといえる。
最初のシケイン出口でアロンソがアウトにはらみすぎたため、セナヘアピンへのターンインでそのままグリーンに。予選3位のハイドフェルドにもかわされ、3位に落ちた。
ハミルトン、ハイドフェルドの上位2台は、後ろで起きたあらゆる混乱にも揺らぐことなく、そのままの順位でレースを終えた。

バトンがスタートできなかったり、アロンソの挙動が怪しく順位を落としていたり、ヴルツとスピードがぶつけたり‥‥カナダらしいといえばそう思える序盤だったが、セーフティーカーがでる事もなく、荒れなかった去年のような展開になるかなぁ‥‥と思っていた。

しかし、23周目に起きたスーティルのクラッシュ>セーフティーカーラン(以下S.C.)以降、濁流に飲まれてしまったかのように大事故、ウォールヒット、スピン、コースオフ、ピットストップペナルティ、失格‥‥ありとあらゆるトラブルがコースの至る所で起きるレースとなってしまった。

まず、最初のS.C.でアロンソとニコが不運にもピットイン。
ハミルトンのことを考えるとアロンソの燃料は底をついていたのだろう。今期から「S.C.がコースインしている時はまずピットクローズにして隊列を整え、隊列が整ってピットオープンになるまで給油を行ってはいけないというルールにもかかわらず、給油を行ったため、再開後、2台とも10秒ストップのペナルティ。コレでハミルトンの勝利の可能性がより高まった。

そして、27周目、思わず息をのむ瞬間がサーキットに訪れた。
クビサのBMWがトゥルーリのTOYOTAを抜こうとした際、トゥルーリ車にヒットしたか?そのまま、コース右に止まっていたスーティル車(スピード車?)を乗り越え、宙に浮いたままコンクリートウォールに激突。マシンのあらゆるパーツをまき散らしながら横転しながらコースを横断、ヘアピン付近の左側ウォールに当たって止まった。

マシンから出てこないクビサ。イヤな時間が過ぎる。回転中に片手がハンドルから離れて、車外に出ているように見えるし、コクピット前のシールド部分もずいぶん傷ついている。

事故直後にピットと無線で話したらしいので、フェイタルなクラッシュではないようだが、クビサは足を骨折。どれぐらいの骨折なのかも解らないが、とりあえず、命は無事だったようだ。骨折といえどもレーサー生命を絶たれることもある。それにあの高速クラッシュ、他の問題も出てくる危険性も否定できない。

しかし、クビサの収容~マシン、破片の撤去が終わるまでの間も、各チームは新S.C.に対応した作戦を練りに練って実行する‥‥何となく、悲しく感じたのはオレだけか?
それから、クラッシュを見た瞬間、大声で「荒れてきました!」みたいなことを叫んだ長谷川!無神経すぎ。さすがに不謹慎と気づいたのか、言い直していたが‥‥。

~後編に続く~

追記

クビサの怪我についての続報、骨折ではなくて捻挫と軽い脳震盪だけだったそうだ。
‥‥ホントにヨカッタ。

GPUpdate.netの連続写真‥‥運が良かったとしか言いようがない。

バルクヘッドが裂け、両足が露出する‥‥ドライバーの足はフロントアクスルより後ろという規定(1988~)が実施されて以降、F1では殆どあり得ない状況だったが―'70のヨッヘンリントが亡くなった事故はマシンの前部から両足が出ていたというショッキングなモノだった(クラッシュの衝撃で、マシンの中に滑り落ち、シートベルトのバックルでのどを切って亡くなった)―改めて、今回の事故の映像を見るとぞっとする。

‥‥そんな事故でもクビサは捻挫と軽い脳震盪だけで助かった。ホントに今のマシンの安全性の高さはすばらしい。今週末から始まる、次戦USGPへの出場はセカンドインパクト症候群とかいろいろ気になるので、休んだ方が良いのでは無かろうか?

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