2006年6月21日

F1ホンダの憂鬱◎次は奴の番?

NiftyF1からネタ2つ。
(このエントリはかなり個人的思い入れとか感情とか毒性分とか入っているので、ご注意を)

■Nifty F1-06: 中本修平氏(ホンダ)、シニア・テクニカル・ディレクターに
■Nifty F1-06: ホンダ、ジェフリー・ウィリス氏更迭か

遂にホンダが腹を決めて、自社のニンゲンを技術部門のトップに置くという、背水の陣を敷いた。そして、2004年飛躍の原動力とも言えるウィリス(※1)を更迭‥‥なのか?

ココは仲良しクラブではない、長い間、能力を発揮できなかった者にそれ以上は望めないという意思表示である‥‥って事なんだろうけど、それって、中本さんもじゃ???

それにしても、日本メーカーのF1参戦、苦労してるなぁ‥‥。

■ホンダ
単独参戦?エンジンのみ?
すったもんだの挙げ句、21世紀最初の年、当時、イメージ(個人的に)、実力ともに最底辺チームの一つだったBritish American Racing=BAR(※2)と組み、エンジン供給の形でF1復帰。何で?って感じだった。

‥‥時は流れ、BARがホンダエンジンを搭載して6年が過ぎた。
しかし、未だ1勝も上げられず。

そして、背水の陣第1弾、B・A・R買収、HONDA独自参戦。
第2弾、プロフェッショナル・バリチェロの獲得。
第3弾、バトン死守&非情の琢磨放出。

‥‥で、迎えた今シーズンもほぼ半分が過ぎて、この体たらく‥‥この期に及んで「イギリスの意向がどうのこうの」などと言っている。去年、チーム買収直後に言っていた、「奴ら(B・A・R組)にもう言い訳はさせない」ってのは何なのさ?何のためにホンダのチームにしたんだ?

さらに、「琢磨放逐事件のバッシングを避けるため」に作って、「万全のバックアップ体制を取る」と公言したSAF1の放置っぷり‥‥それには、「常にいいところを見つけて『褒める記事』を書く」ことが特徴の今宮・妻でさえ、グラ特6月号で遂にホンダに苦言。

ホント、もう言い訳は効かないぞ、今こそHONDA魂(※3)を見せてくれ。
それから、コレでも思い通りにならないのならば、肉揚も切って、ホントに後戻りできない状態まで自分を追い込め!

■トヨタ
意気込んで単独参戦を果たすモノの、オベ・アンダーソン(ラリー)、アンドレ・デ・コルタンツ(F1よりもCカー)と畑違いの人材で挑んでみたり、20年もかけてファンが育てた鈴鹿・日本GPをぶっ飛ばしたり、F1のセオリーとスポーツのマナーが解っていない彼らは永遠のアウトサイダー。

自チームでは勝てそうにないから、今度は古豪ウィリアムズにエンジンを積もうとしている‥‥でも、仮にウィリアムズ・レクサスが勝ったとしても、翁は「長年生き抜いたウチのチーム力が偉大なだけだ、ワークスのあのざまを見ろ」とほくそ笑むに決まっている。

右往左往するホンダとどっちが先に勝てるんだろうか?
‥‥迷走は続く。

ルノー
それに引き替え、同じ頃にワークス参戦した現王者ルノー。

当時最強ではなかったが、常に4強に食い込む強豪ベネトンを超豪腕・ブリアトーレと組んでお買い上げ。
当初は広角111度V10エンジンの失敗など曲折もあったが、結局、近代F1で最初に市販車メーカー(フェラーリ除く)として王者になった。

かつてチャンピオンを取ったことのあるチームを買い取って、安いコストでダブルチャンピオン。
新規参入したメーカー系チームの中で、結局奴らが一番賢かった。

‥‥あ、BARもドライバーズチャンピオンを取ったことのあるチームを買収したんだった、そういえば。
大昔の話だけど。

追記

めった切りにしてるのは愛情の裏返しだよ、多分。

‥‥ただし、いつまでも「自動車メーカーのF1」で有り続けるとは限らないから、この状況が正しいと思っているわけではない‥‥90年代、メーカー系があっという間に撤退して、あとにペンペン草も生えない状況になってしまったGr.Cの歴史が繰り返される危険性が常につきまとうのだ。

(※1)ジェフ・ウィリス
ウィリスは所詮エアロダイナミスト。ウィリアムズ在籍当時はマシンデザイナーだったギャビン・ フィッシャー(今は降格されてしまったが)と組んでこその活躍だったと思うのだが‥‥。
傑作とされる2004年・BAR006は手堅いシャシーにコンサバな空力。
厳しい言い方をすれば、Mcl(MP4/19>19B)とWill(セイウチノーズ)が自滅しただけ。
現にフェラーリの独走を許した。

(※2)BAR
元祖BAR、ホント嫌いだったなぁ‥‥。

「レイナードは全てのカテゴリーで初参戦・初優勝を遂げている」などと豪語したり、ケン・ティレルをないがしろにしたり、ハーベイ博士を放り出したり、最悪だった。
組んだ相手がそんなBARだったから、ホント、「ホンダご乱心?」とか思った。

豪華体勢で初年度ミナルディより下の最下位<ざまあみろ。
レイナードが倒産<F1は甘くないのよ。
そして、最後にポラックが更迭されたときは、それはもう嬉しかったものだ。

(※3)HONDA魂
ホンダ60年代の参戦は地理的に相当不利だったと思うが、足かけ5年で2勝している。2勝と言ってもシーズンのレース数が今よりずっと少なかったし、様々な事情でシーズンの途中からの参戦とかもあった、そんな中での1勝は非常に価値が高かったんだろうなと思う。

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