2005年10月11日

鈴鹿、決勝その2 ライコネン、よくやった(小泉風)

17番グリッドからの逆転勝利―。

今年を象徴するような琢磨の迷走する姿に意気消沈した観衆を再度盛り上げたのは、やはりこちらも今年を象徴する若者2人の快走だった。

まずは、新王者アロンソ
前王者・帝王シューマッハをなんと130Rでアウトからぶち抜いた。
いくら両マシンの間に力の差があるからって‥‥コレは凄い。
アロンソはピット後にも第1コーナーでシューマッハを越えていく。
そして、ライコネン
10グリッド降格ペナルティ、そして予選の雨(ライコネンにとっては結果的に幸運だったが)。
ポイント上、すでにアロンソに並ぶことはない事はわかっているが、それでもコンストラクターズ王者を目指したアグレッシブかつクールな走り。
こちらも時間はかかるも第1コーナーでシューマッハをオーバーテイク。
目の前で一つの時代の終わりを見せつけられた感があった。

その頃、琢磨はマシンが重いのか接触で何か壊したかペースが上がらず、バリチェロと共にジョーダン、ミナルディの後塵を拝し続けていた‥‥。

バトンはイマイチ目立つこともなく、また、ピットでの給油トラブルで11秒かかったために、「1ストップに切り替えたか?」とか、サーキットラジオでは実況されて途中1位に立ったときスタンドは盛り上がったが、「B・A・Rにそんな大技が出来るわけが無い」と確信していた自分は、「トラブルだろ?」と思っていた。で、実際その通りだった。

一通りピットを終え、ピットアウト後シューマッハを追い抜いたライコネンが4位。良い位置を占めた。

シューマッハやアロンソは多分雨で作戦失敗して後ろになったから2ストップ、その点、最初から下位スタートが見えていたライコネンは1ストップだと踏んでいたので、この時点で「勝ったな」「ああ(ニヤリ)」と独りごちていたが、最後に大イベントが待っていた‥‥。

なんと、残り8週を終えるタイミングでライコネン、ピットイン!
「あれ~計算が違うよー、教えてよ!川井ちゃん!」
フィジコが来る、来る、来た、あ、行ってしまった‥‥。
そして、飛び出すライコネン。
その差、約5秒
どうなるのよ、このレース!

だが、5秒の差はライコネンにとっては無いに等しかった(いや、実際は残り周回と比較すると大きな差なのだが)。さながら隼がほかの鳥を追い詰めるように、ぐんぐんフィジコを追い詰める。コーナーごとに差を削り取っていく。琢磨の後ろを2台が走る瞬間があったが、もうグランドスタンドの観客の目はほとんど琢磨を見ていなかった。

そして、最終ラップに入った第1コーナー!これは行く!
そう感じたグランドスタンドの客は総立ちになって、1コーナーを見つめる!
サーキットビジョンと1コーナーを確かめ、それを見届けた!

揺れるEスタンド、沸くグランドスタンド!
ファイナルラップはライコネンのためだけにあったといっても言い過ぎではない。

この瞬間に立ち会えただけで最高だった。

suzuka05_96.JPG今週は最終戦上海だ!目指せライコネン今期8勝目!

それにしても、マクラーレン。6連勝で今期10勝なのだが、2位、3位を占めたルノーにコンストラクターズポイントで逆転されてしまった。
今のポイント制度はどうにかならないものかなぁ‥‥。
2位(6pts)と3位(4pts)のポイントを足して、1位(10pts)と同ポイントとなる前のポイント制はある意味妥当だったと思うなぁ。

suzuka05_99.JPG鈴鹿サーキットに夕闇が迫る。
来年も今年に負けないすばらしいレースが見られる事を、それから、琢磨の状況が良くなって、去年のようなアグレッシブさが好意的に見られる状況となっている事を祈りつつ、鈴鹿を後にした。

また、来年。

[Today's Tune:IN THIS COUNTRY(from F-1 GRAND PRIX)/ROBIN ZANDER]

(※TV放送を見ていないので、情報が正しくなかったり、断片的だったりする場合があります)

Credits

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